鳥羽の自然を眼下に寛ぎを極める宿～季さらグループ

鳥羽の自然を眼下に寛ぎを極める宿
～季さらグループ～

旅癒（たびぃゆ）編集部

2023年04月13日インタビュー

三重県鳥羽市にある季さらグループは、津の榊原温泉の近く、社宮司温泉から運んだお湯を使ったスパや温泉を堪能できる宿泊施設を複数運営しています。

社宮司温泉は清少納言ゆかりの「七栗の湯」で有名な「七栗」に源泉を持っている温泉です。アルカリ性のほぼ無色透明・無臭のお湯はトロトロとした感じが強く、慢性皮膚病・神経痛・筋肉痛などに効果あり。心地よい肌触りが人気です。

各お部屋は、貸切りで楽しむ夜空の星と大自然が目の前に広がり、リラクゼーションに最適です。

●季さらグループ各施設のこだわりポイント

季さらグループの宿泊施設はお互いに車で数分の距離にあり、それぞれ特徴が異なるので、ぜひすべての宿にお泊まりいただきたいです。各宿のこだわりポイントをまとめました。

季さら別邸刻～TOKI～

鳥羽駅から車で約８分のところにある高台に建つ「季さら別邸刻～TOKI～」。

元号が「令和」に変わった2019年に誕生したスローリゾートです。

宿の名前である刻（とき）には「時間がただ過ぎ去るのではなく、心に刻んでほしい。」、「ずっとのんびりしていたくなる、そんな穏やかな刻を味わっていただきたい。」という想いが込められています。刻のテーマカラーである青のグラデーションがキレイな暖簾をくぐった瞬間から、落ち着いた和モダンな空間で自分たちだけの刻が始まります。ぜひ大切な人との刻をお過ごしください。

海の前という絶景のロケーションから、お部屋全体は青を基調としたデザインでそれぞれ特色があります。お部屋の名前にもこだわりがあり、季節や時間、陽光の注がれ具合によって変化する海の青い色を名付けています。

お部屋は10室全て、広いリビングスペースを備えた離れタイプ。内風呂、露天風呂に加えて4部屋（瑠璃、紺碧、縹、千草）には足湯もついています。鳥羽湾を眺めながら露天風呂に入ったり、足湯に浸かったりできるのは至福のひととき。ヒノキの香りが漂うヒノキリボンでリラックス効果も倍増です。センターハウスにあるテラスからの眺望は日常を忘れられる絶景となっており、潮風を浴びながらの眺めは気持ち良いこと間違いなしです。夏の時期は海から上がる花火を目の前で見ることができ、圧巻。そのため、お盆の時期は予約がすぐに埋まってしまうそうです。

お食事は、地産地消・ジャンルに捉われない刻オリジナルコースを楽しむことができます。フレンチを得意とする統括総料理長が手掛ける季節ごとのメニューを楽しみにしているお客様も多いとか。新鮮な郷土の素材と、伊勢志摩の旬の食材を堪能できます。また、地産地消といえば食事だけではありません。地元に古くから伝わる伝統産業や工芸品、オリジナルグッズもいくつかご用意しています。随所にこだわりを散りばめているので、今まで知らなかった三重県の魅力を感じていただけるのではないでしょうか。

お部屋以外にも、寛げるスペースを設けています。ロビーラウンジでは、雑誌類やエッセー本が多数並んでおり、ゆっくりお過しいただける空間です。16時～18時、21時～23時の時間は、フリーラウンジがオープンし、セルフサービスでお楽しみいただけるビールサーバー、リキュール、ソフトドリンク、おつまみがあります。テラスに出て景色を見ながら飲むもよし、お部屋のテラスで飲むもよしの素敵なサービスも。お客様全員が思い思いの時間を過ごせるように設計されています。

海と空の自然にゆったりと溶け込みながら、素敵な時間を刻むことができる旅館です。

懐古ロマンの宿季さら／季さらOneness　-ワンネス-

懐古ロマンの宿季さらは、全室温泉露天風呂付きの離れのお部屋が16棟あるお宿です。ゆったりくつろぐことをコンセプトとした独立型のお部屋で、和モダンなインテリアはどこか懐かしい趣。大自然に囲まれた約4,000坪に贅沢な空間があります。お部屋は本館離れ～IRORI～5棟、本館離れ5棟、山上離れスイート3棟、季さらOneness3棟の4タイプ。山上離れスイート3棟はオーシャンビューのロケーション。お部屋から鳥羽湾を見下ろせるため、何にも邪魔されることなく絶景を独り占めできます。本館離れの10棟は森の中に佇む隠れ家的客室。各お部屋には森林浴が楽しめる露天風呂と、家族でゆっくり過ごせる内湯がついており、日常から離れてリラックスできるひとときです。

お食事は個室（お部屋食または料亭Ai-Oi）で、鳥羽・伊勢・志摩をはじめとした三重県産の食材の中でも特に厳選した逸品をいただけます。伊勢海老やアワビなど旬の食材を堪能できる至福の時が待っています。女将手作りの鯛めしはリピートされるお客様がいるほど人気だそうで、要チェックです。

実はこの3月に一部リニューアルしたばかり。センターハウスに新設された料亭Ai-Oiでは炭火を使った藁焼きなどの臨場感溢れるパフォーマンスとともにお料理を楽しめるライブキッチンがあり、リニューアルされたお部屋ではIRORIテーブルで炭火料理を愉しむことができます、露天風呂には地域初のプロジェクションマッピングを導入し、癒しの中にもちょっとした遊び心が散りばめられています。

本館は小さなお子様も宿泊可能です。おむつ、ミルトン、離乳食などをセットにしたお子様セットが用意されており、赤ちゃん･ママ・パパに嬉しいサービス。利用された多くの方から嬉しいお声が多く寄せられているそうです。

また、季さらのサービスの中でも特に人気なのが色浴衣の貸し出し。女性はお好みで浴衣を選ぶことができるが嬉しいですね。アットホームで過ごしやすい、リラックスできる宿としての人気が高いのもうなずけます。

季さらの敷地内に 3 棟ある「季さら Oneness」は高台から鳥羽湾を見下ろすことができる隠れ家的リゾートヴィラ。

自然との一体感を味わえる、木の“現し”で仕上げられたお部屋で、CLT工法を用いているため、夏は涼しく冬は暖かい構造です。

建材や家具には三重県産の木材を使用しており、掛け布団はリサイクル羽毛を使った河田フェザー社のグリーンダウン、食器類にもリサイクル素材を使うなど、環境負荷が少ない製品を数多く使用しています。そしてベッドサイドには、鳥羽湾に漂着した海洋プラスチックごみを再生したREMARE社のランプシェードが置かれています。「いつまでもきれいな海を残したい」という想いの込められたランプが、お部屋を優しく照らしてくれます。テレビも置かれていないため、自然と一体化するというコンセプト通りのまさにサステナブルな施設。「サステナブル」、「エシカル」、「三重県の素晴らしいところ」がぎゅっと詰め込まれた触るもの見るものすべてが心地よい空間です。