【2024年版】紅葉×温泉宿で極上ステイ
まだ間に合う!この秋行きたい、心と体を癒す宿10選
・静寂の中、色づく山々を望む露天風呂
・湯気の向こうに広がる、鮮やかな紅葉の絶景
・心まで温まる、秋の贅沢なひととき
紅葉を見ながら露天風呂でゆったり過ごす極上のステイを夢見ていませんか?
でも、実際旅の計画を立てるとなると、どこに行けばいいのか、どんな宿に泊まればいいのか迷ってしまう…
そんな「旅癒」読者に向けて、この記事では、2024年秋に紅葉と温泉を満喫できる、おすすめの宿を10軒ご紹介します。日本各地の紅葉の見頃情報と合わせて、忘れられない秋の思い出を作るヒントとして、ぜひ最後までお読みください。
●目次
2024年秋の紅葉🍁見頃時期はいつ?
「ベストシーズンの紅葉と温泉を楽しみたい!」
秋が近づくと、旅心が刺激される方も多いのではないでしょうか。
ただ、紅葉と温泉を楽しむためのベストシーズンは地域ごとに異なりますし、同じ地域でも、地形や標高によって変わります。
日本気象協会が2024年10月2日に発表した、今年の地域別の紅葉の見頃を見てみましょう。
- 北海道:10月上旬~10月後半
- 東北:10月前半~11月後半
- 北陸:10月上旬~11月後半
- 関東甲信:10月前半~11月後半
- 東海:10月前半~11月後半
- 近畿:10月後半~12月前半
- 中国・四国:10月後半~12月前半
- 九州:10月後半~11月後半
2024年秋🍁 紅葉×露天風呂 おすすめ温泉地♨
温泉大国ニッポン!
環境省によると、日本国内には、現在79箇所の国民保養温泉地が指定されています。さらに日本全体の温泉地数はなんと2971カ所もあるとのこと。
いざ「紅葉を愛でながら温泉に浸かりたい」と思いを馳せても、どこに行ったらいいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
ここでは、紅葉x露天風呂が楽しめる日本全国のおすすめ温泉地をピックアップしてご紹介します。
・北海道 🍁♨
紅葉の見頃:10月上旬~10月後半
【おすすめ温泉地】
登別温泉:地獄谷の迫力ある景観と、周辺の山々に広がる紅葉のコントラストが圧巻。周辺の登別原生林では、ダケカンバやナナカマドの黄葉と紅葉が織りなす色彩豊かな秋景色を楽しめます。
定山渓温泉:豊平川沿いに広がる温泉街。二見吊橋からは、カエデやイタヤカエデなど様々な木々が織りなす紅葉と渓谷を一望できます。札幌からのアクセスも良好。
層雲峡温泉:柱状節理の断崖や渓谷が織りなすダイナミックな景観と紅葉の組み合わせは息を呑む美しさ。ロープウェイで上空から紅葉を楽しむのもおすすめです。
(画像出展: 定山渓観光協会)
・東北 🍁♨
紅葉の見頃:10月前半~11月後半
【おすすめ温泉地】
乳頭温泉(秋田県): 秘湯の雰囲気漂う乳頭山麓の温泉郷。ブナやカエデの紅葉に囲まれた露天風呂で、乳白色や茶褐色など様々な泉質を堪能できます。
鳴子温泉郷(宮城県): 鳴子峡の深い渓谷美と紅葉が絶景。約300種の湧出を誇る名湯に浸かりながら、断崖に映える真っ赤なカエデの絶景を眺めるもよし、足湯や共同浴場巡りも楽しむもよし。
蔵王温泉(山形県):標高1,600mの高地にある温泉地で、蔵王連峰のパノラマ紅葉と温泉街の景色を一望できます。御釜(おかま)周辺の紅葉と硫黄の香り漂う乳白色の温泉が特徴。
(画像出展:蔵王温泉観光協会)
・関東 🍁♨
紅葉の見頃:10月前半~11月後半
【おすすめ温泉地】
鬼怒川温泉(栃木県): 鬼怒川渓谷沿いに広がる旅館の客室や露天風呂からは、深い渓谷美と紅葉の共演を独占。龍王峡遊歩道では、鬼怒川の清流と断崖に映える紅葉狩りも楽しめます。
草津温泉(群馬県): 自然湧出量日本一の湯量を誇る日本有数の温泉街。湯畑周辺の散策路では、湯けむりと紅葉の風情を楽しみながら、湯もみショーや足湯巡りができます。
箱根温泉(神奈川県): 芦ノ湖や富士山を望む絶景露天風呂が魅力。強羅、仙石原、芦之湯など様々なエリアで紅葉と温泉を楽しめます。
(画像出展:草津温泉観光協会)
・中部 🍁♨
紅葉の見頃:10月下旬~11月下旬
【おすすめ温泉地】
山代温泉(石川県): 古くから文人墨客に愛された、開湯1300年の歴史ある温泉街。赤や黄色に染まる錦絵のような街並みを散策し、落ち着いた雰囲気の中で温泉を楽しめます。
上高地温泉(長野県):北アルプスの雄大な山々に囲まれた、唯一無二の絶景温泉。河童橋からの穂高連峰の紅葉と、静寂に包まれた上質な温泉体験が魅力です。
下呂温泉(岐阜県): 飛騨川沿いに佇む名湯の街。川沿いの露天風呂からは、渓谷美と紅葉の共演を楽しめるほか、飛騨牛などの地元グルメに舌鼓を打つもよし。
(画像出展:上高地公式ウェッブサイト)
・関西 🍁♨
紅葉の見頃:10月後半~12月前半
【おすすめ温泉地】
有馬温泉(兵庫県): 六甲山系の紅葉に囲まれた関西屈指の温泉地。金泉・銀泉の2つの源泉を楽しめる露天風呂からは、瑞宝寺公園や太閤の滝周辺の鮮やかな紅葉が望め、夜はライトアップされた紅葉絶景を堪能できます。
城崎温泉(兵庫県): 柳並木の町並みと紅葉が織りなす風情豊かな温泉街。和風建築と紅葉のコントラストを楽しみながら、7つの共同浴場巡りができます。
南紀白浜温泉(和歌山県): 太平洋を望む露天風呂と紅葉の贅沢な共演が魅力。千畳敷や三段壁周辺では、断崖絶壁に映える紅葉と青い海のコントラストという、関西では珍しい景観を楽しめます。
(画像出展:城崎温泉観光協会)
・中国・四国 🍁♨
紅葉の見頃:10月後半~12月前半
【おすすめ温泉地】
湯郷温泉(岡山県): 吉井川渓谷沿いに広がる美作三湯の一つとして知られる名湯。周辺には美しい紅葉スポットがあり、夕暮れ時には渓谷に染まる夕陽と紅葉の競演に魅せられます。
長門湯本温泉(山口): 音信川沿いの情緒豊かな温泉街。和風旅館の露天風呂からは、深い渓谷に映える紅葉を望め、特に「乙姫の滝」周辺での紅葉と渓流の眺めは秘境ならではの絶景ポイント。
祖谷渓温泉(徳島県): 日本有数の渓谷美を誇る祖谷渓谷に佇む秘湯。断崖絶壁に建つ野趣あふれる露天風呂からは、かずら橋周辺の渓谷に広がる原生林の紅葉を、まるで空中散歩のように満喫できます。
(画像出展:美作市観光サイト)
・九州 🍁♨
紅葉の見頃:10月後半~11月後半
【おすすめ温泉地】
阿蘇温泉(熊本県): 世界最大級のカルデラを望む高原リゾート。大観峰や米塚周辺の草原では、秋の七草とススキの黄金色に点在するカエデやモミジの紅葉が映え、広大な火口を見下ろす露天風呂からはその絶景を一望できます。
別府温泉(大分県): 8つの温泉地からなる別府八湯。地獄めぐりと紅葉狩りが一度に楽しめる温泉郷。志高湖や城島高原周辺では、噴煙を上げる地獄と紅葉のコントラストを楽しめます。
霧島温泉(鹿児島県): 霧島連山の中腹に位置する火山と温泉の郷。高千穂峰や韓国岳を望む露天風呂からは、ミヤマキリシマの紅葉と噴煙のコラボレーション、そして桜島を背景にした雄大な紅葉景観を堪能できます。
(画像出展:熊本県温泉サイト)
それぞれの温泉地には、自然に抱かれた露天風呂や、眺望を楽しめる客室露天風呂のある宿が多く存在します。
紅葉の見頃時期に合わせて、お好みの宿を探してみてください。
天候や紅葉の進み具合は変動しますので、最新情報を確認してお出かけくださいね。
「旅癒」編集部厳選、極上ステイで心身を癒す、紅葉×温泉宿10選
紅葉×露天風呂が楽しめる温泉地はわかったけど、どこの宿に行ったらいいの?
そんな読者様に向けて、「旅癒」編集部が厳選した宿を10軒ご紹介します。紅葉と温泉を楽しみながら、心と身体を癒す極上ステイを味わえる宿ばかりです。
・星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル(青森県)
清流と苔むした岩、落葉広葉樹の森が広がる奥入瀬渓流の美しい景色を望むホテル。紅葉に彩られた渓流の景色を堪能できる客室温泉をはじめ、自然に囲まれた環境で心身ともにリフレッシュできるのがこの宿の大きな魅力です。ネイチャーガイドがその時期に紅葉が一番美しいおすすめの場所へ案内するツアーも用意されており、旬の自然の美しさを体感できます。
・鬼怒川温泉 あさや(栃木県)
鬼怒川温泉の中でも最も高い場所に位置するあさやの特徴は、空中庭園露天風呂。多彩な表情を映す山並みや手が届きそうな満天の星空と月を眺めながら湯に体を横たえる贅沢な時間は、この宿ならでは。眺望風呂を備えた客室もあります。
・ABBA RESORTS IZU - 坐漁荘(静岡県)
伊豆・浮山温泉郷にある、相模灘を望む高台に建つ隠れ家のような宿。五十年を超える歳月に育まれてきた純和風の老舗宿と和風モダンのプライベートヴィラ、いずれにも露天風呂が完備されているほか、伊豆の海を見渡せる貸切露天風呂もあり、贅沢な時間を満喫できます。
・あわら温泉 光風湯圃 べにや(福井県)
明治17年開業以来、皇族の方々、文人、歌人を始め、多くの著名な方々を迎えてきた伝統の宿。客室数17部屋、すべてのお部屋に源泉かけ流しの半露天風呂が用意されており、お部屋でゆっくりとあわらの名湯が楽しめます。
・扉温泉明神館(長野県)
創業1931年、松本市入山辺の標高1,050mの国定公園の森に佇む一軒宿。深い山に囲まれた館内では、自然を感じる寛ぎが提供されます。露天風呂で耳にするのは野鳥の声、木々の葉のそよぐ音。渓流のせせらぎ。発酵食文化を取り入れた日本料理やオーガニックフランス料理が味わえるのもこの宿の魅力です。
・和の宿 ひだ高山 倭乃里(岐阜県)
高山市の南、位川の麓に流れる宮川の渓流に抱かれた地にある「倭乃里」は、15000坪の敷地に手つかずの自然が残されている宿です。檜風呂の大窓から見える開放感のある雄大な景観を堪能しながら、檜のほのかな香りに包まれて湯に浸れば、体も心も癒されます。本館の囲炉裏を囲んで、土地の人が披露する民話に耳を傾けながらゆったりした一時もこの宿ならでは。
・京都亀岡 湯の花温泉 すみや亀峰菴(京都府)
客室の露天風呂から紅葉が眺められるほか、山に囲まれた離れの貸切露天風呂では、自分だけの特別な時間を満喫できます。オーストリアワイン大使であるソムリエが選ぶワインと和食のペアリングが楽しめるのもこの宿の魅力の一つです。
・ザ・シロヤマテラス津山別邸(岡山県)
津山城跡を望む美肌の湯宿。鶴山公園の色とりどりの樹木と津山城跡のコントラストを、露天風呂や湯上りテラスから思う存分堪能できます。愛犬と宿泊できるドッグフレンドリーフロアがあるのは、ペット連れには嬉しいポイント。
・道後温泉 ふやな(愛媛県)
1627年創業の道後温泉を代表する老舗旅館。数寄屋造りの離れや露天風呂付き客室からは、宿自慢の日本庭園「詠風庭」の紅葉を眺めながらゆったりとくつろげます。伝統と格式を感じさせる空間で、非日常的な滞在を満喫できます。
・雲仙温泉 福田屋(長崎県)
雲仙地獄を望む絶景露天風呂が自慢の老舗旅館。露天風呂2つ、内湯2つ、貸し切り湯2つのいずれも、紅葉に染まる樹々や雲仙の山並みを眺めながら温泉を楽しめます。暖炉のあるロビーラウンジ、雲仙の山並みを眺めながら仕事ができるコワーキングスペースなど、館内設備も充実しているので、お客様それぞれの「極上ステイ」を追及できます。
秋の紅葉シーズンは、山々や渓谷を愛でながら名湯に浸かる至福の時間があなたを待っています。
心惹かれる風景やお気に入りの宿を求めて旅し、とろりとしたお湯に心と体を委ねながら、目の前に広がる自然の色パレットを楽しんでくださいね。